「ナゴヤファッションコンテスト2018」関連イベントと制作者からの感想
「ナゴヤファッションコンテスト2018」関連イベントとして、受賞・優秀作品の展示やファッションショーなどを行い、たくさんの方々にご覧いただきました。また、最終公開審査会に臨んだ制作者の皆さんからご感想をお寄せいただきましたので、その一部を併せて掲載します。
■受賞・優秀作品の展示
受賞・優秀作品計12点を松坂屋名古屋店様のご協力により展示しました。
・日時:平成30年9月19日(水)~24日(月・振休)
・場所:松坂屋名古屋店 南館1階オルガン広場
■受賞・優秀作品によるファッションショー
「エシカル・デー・なごや2018」イベント内で、受賞・優秀作品計12点によるファッションショーを行いました。
・日時:平成30年10月21日(日)
・場所:白鳥庭園 芝生広場
■最終公開審査会の映像上映
最終公開審査会の映像をオアシス21の大画面モニターで上映しました。
・日時:平成30年10月19日(金)~11月25日(日)
・場所:オアシス21 あいビジョン
■制作者からの感想
【運営面について良かった点】
- ●作品の管理がしっかりされており、フィッティングの際も担当の方が、分からないことがあれば直に聞きにきてくれたこと。完璧なフィッティングで本当に助かった。統括担当の方の指示も丁寧で分かりやすくて良かった。ヘアメイクや音楽、照明も作品とあっており良かった。
- ●一次審査通過の連絡から最終公開審査会までの流れや書類の内容なども分かりやすく、書類の提出の連絡などもしっかりとしてくれて助かった。最終公開審査会でもフィッターやリハーサルの説明など分かりやすかった。
- ●作品のフィッティングの際に、フィッターとの細かい打ち合わせやヘアメイクの相談ができたのは良かった。モデルのウォーキングやポージングの指示ができるのも、自分の作品の世界観を出すためには重要だと思った。演出ではそれぞれの作品に合わせた音楽や照明を考えてくださり、それぞれの個性が出たショーになっていたと思う。
- ●他のファッションコンテストと比較して、こちらのコンテストは資料内容も分かりやすく、連絡等の対応もとても迅速に行っていただけるので、作品制作に集中して当日を迎えることが出来たと思う。
- ●応募から最終審査会までのスケジュールが明確で安心して制作できた。照明や音楽の演出がそれぞれの作品に合っていて、全体を通してまとまりのあるショーで驚いた。懇親会でデザイナーの方から意見を頂けて、今後の作品制作に生かせると思う。他の制作者の作品は良い刺激になり、制作意欲が湧いた。スタッフが親切で緊張がほぐれた。
【悪かった点、要望】
- ●自分が思うコンテストの楽しみの一つに、様々な個性や感覚を持つ出場者と仲良くなって情報交換や交流するということがあるので、もし可能なら出場者同士の懇談会や情報交換会等も開催して頂けると尚楽しんで参加できると思う。
- ●イメージと少し違った音楽だったので、一人一人の音楽を少しでも打ち合わせできたらと思う。
- ●もう少し審査員の方々とお話しする時間があると嬉しい。
- ●アイロンは2台用意されていたが、アイロンマットは1枚で、結果的に一人ずつの使用しかできなかった。
- ●フィッターの着付けが適当であり、コミュニケーション不足を感じた。もう少し、フィッターやモデルとコミュニケーションをとる時間が欲しかった。
- ●採寸表の寸法がモデルの寸法と大きく異なっていた。
- ●当日にアイロンがかけられない事は事前に伝えて欲しかった。
- ●オリエンテーションで自己紹介する時間があると他の制作者とコミュニケーションが取りやすくなると感じた。
【コンテストに参加した感想】
- ●このコンテストは、私にとって初めてのコンテストだった。最終審査に向けて作っている時は、本当に大変なことばかりだったが、全力を尽くしたかいがあった。賞には入れなかったけど、どんな作品が求められているのか、自分に足りないものは何か分かったのが自分のこれからの財産になった。周りのレベルも高く、刺激的で、またランウェイを歩けるように頑張ろうと思った。
- ●デザイン、技術などレベルの高い作品が多く、とても刺激を受けた。また、プロのデザイナーとして活躍されている審査員の方々とお話しをする機会をいただき、とても勉強になった。
- ●初めてコンテストに参加することができ、普段では交流できない他の学校の方とも話す機会があり、参加することができてとても良い経験になった。今回の経験があったから次はもっとどうしていったら良いのかを知ることができた。また、自分の作品に自信がなかったこともあり、賞にも選んでいただき、少しは自分の自信にも繋がってもっと頑張りたいと思うことができた。
- ●自分1人の力では作品を完成させ、発表することは出来なかったと思うので、制作をサポートしてくれた友人や家族、コンテストの開催に向けて動いてくださった多くの方たちへ心から感謝したい。これからも様々な方に助けてもらっている事への感謝を忘れずに精進していきたいと思う。
- ●私自身初めてのコンテストで戸惑うことや、製作に追われる日々で大変なこともあったが、モデルが私の洋服を着てステージを歩かれたとき、とても感動した。それをこれからの糧として、来年のナゴヤファッションコンテストをはじめ、他のコンテストにも生かそうと思う。