ナゴヤファッションコンテストについて(2019年)
■ナゴヤファッションコンテストとは
ファッションを志す学生や若手クリエーター達から注目されるコンテストのひとつであり、国内外のファッション業界へ優れた人材を輩出しています。
〈目的〉
・独創力に秀でた人材の発掘
・ファッション関連産業の活性化、地域のファッション風土づくりに寄与する
〈歴史〉
・1982年に第1回開催
・今回で39回目の開催となるファッションクリエーターの登竜門
〈審査員〉(敬称略)
中野裕通(審査員長)
原由美子
岩谷俊和
廣川玉枝
〈審査料〉
デザイン画1点につき500円
〈賞〉
グランプリ1名(賞金100万円)、ゴールド賞1名(賞金30万円)、シルバー賞1名(賞金10万円)、奨励賞若干名(賞金5万円)
〈特徴〉
・作品ジャンルはレディス、メンズ、キッズ(4~5歳)
・制作に関する素材などの規定はなく、自由な発想で作品を応募できる
■コンテストの流れ
・2月 応募要項を発表
・5月23日 デザイン画募集締切
2018年は国内外から4,528点の応募がありました。
・6月上旬 第一次審査
全審査員によりデザイン画を審査し、最終公開審査会に進む作品約30点を選出します。
・6月下旬 第一次審査結果通知
第一次審査通過者は、最終公開審査会に向けて制作を開始します。モデルの詳細なサイズ表を送るなど、最終公開審査会まで制作をスムーズに進められるよう制作者をサポートします。
・9月11日 フィッティングと修正・リハーサル
最終公開審査会前日にリハーサルを実施します。制作者はモデルに対して作品のフィッティングを行い、同時にスタイリスト、フィッター、ヘアメイク担当者との打合せを行います。
打合せ後、作品の手直しを行い、最高の状態で出品できるようにします。
制作者はウォーキングのリハーサルにも立ち会い、ランウェイ上での作品の見せ方など、演出面についてスタッフやモデルに自分の要望を伝えることができます。
・9月12日 最終公開審査会
まず、全審査員による作品の事前審査が行われます。実際に作品に触れ、素材や縫製、作りなど作品の細部を審査します。
その後、ファッションショー形式で最終公開審査を行います。制作者は会場の客席でショーを観覧します。審査協議終了後、結果発表と表彰式を行います。
・懇親会
最終公開審査会終了後、審査員と制作者の懇親会を開催します。制作者たちは、著名なデザイナーやディレクターである審査員から、作品に対する感想や自身のデザイン画についての意見やアドバイスを直接得ることができます。
■コンテスト環境について
ナゴヤファッションコンテストでは、作品の魅力を最大限にアピールするための舞台と環境を提供しています。
〈会場〉
会場となる「デザインホール」は天井高8メートル。開放的な空間に15メートルを超えるランウェイを設置します。
〈演出〉
作品の魅力を引き出し一点ごとに的確な審査が行われるよう、プロチームが洗練されたショー演出を行います。
〈ヘアメイク〉
モデルにはプロによるヘアメイクを行います。
〈モデル〉
最終公開審査会では、プロモデルが作品を着用してランウェイを歩きます。制作者は、事前に通知されたプロモデルのプロポーションに合わせ作品を制作します。
■コンテスト関連イベントについて
コンテスト後は、受賞作品を中心に、多くの方にご覧いただけるように発表の場を設けています(展示の際には、制作者名や所属校を掲示します)。
今後も関連する公的機関や企業と連携し、商業施設などにおける発表の場・機会の提供を積極的に行っていきます。
〈ナゴヤファッションコンテスト2018の関連イベント〉
・百貨店での展示
松坂屋名古屋店南館1階オルガン広場にて、受賞・優秀作品12点を6日間展示しました。
・日本庭園でのファッションショー
市内の白鳥庭園にて、受賞・優秀作品12点のプロモデルによるファッションショーを開催しました。
・複合施設での映像上映
市内商業・公共施設のオアシス21内の大画面モニターにて、最終公開審査会の映像を約1ヶ月間上映しました。
■関連情報や制作者の声
ナゴヤファッションコンテスト2018
ナゴヤファッションコンテスト2017
ナゴヤファッションコンテスト2016
ナゴヤファッションコンテスト2015
ナゴヤファッションコンテスト2014 制作者の声 展示1 展示2 イベントへの出品
ナゴヤファッションコンテスト2013
ナゴヤファッションコンテスト2012
ナゴヤファッションコンテスト2011