ナゴヤファッションコンテスト過去受賞者へのインタビューVol.2
「ナゴヤファッションコンテスト2007」シルバー賞受賞・渡邉由美さん
■現在のお仕事を教えてください。
(株)POWER で『Sösö』のデザイナーをしています。『Sösö(楚々)』というブランド名は"清らかで美しく、趣のある女性"という意味を持っています。
■ファッションを学ぶことになったきっかけは何でしたか?
小さい頃にファッションショーをテレビで見て、デザイナーに憧れていました。高校では家庭コースを専攻し服飾を主に学び、その後は服飾専門学校へ進学することに決めました。
■ナゴヤファッションコンテストで受賞されていかがでしたか?
ナゴヤファッションコンテストや他コンテストに入賞させていただき、そういった入賞によって、自分に自信が持てました。そして、その自信がきっかけとなり、社長に『ブランドを立ち上げたい!』と直談判し、ブランドを立ち上げることになりました。
■仕事を通して学ぶことや感じることはありますか?
学生の頃は、自分ひとりでスケジュールを立て、自分のことだけを考え制作していれば良かったのですが、今は沢山の人が携わるので、スケジュール調整含め、色々考えながら制作をしていかなければいけないところに難しさを感じています。また、もっと知識を蓄えてから就職すれば良かったと後悔することがあります。
■渡邉さんにとって、ファッションとは何ですか?
人を喜ばせるもの。学生のころは、単にファッションが好きで服づくりをしていましたが、今は、着てもらう人に喜ばれるものを作りたいと考えています。着てくれる方が豊かな時間を過ごせるよう、服づくりをすることによって、人の為に何か出来ないかをいつも探しています。
■若手の方々へのアドバイスをお願いします。
働き始め、学校で学ぶこと以外にもっと勉強しておけば良かったと思う事が多いです。勤務時間、授業時間以外の時間をどう使うかが、自分自身にとって、とても重要になると思います。時間を大切にして、1日1日を過ごして下さい。