2013年春夏 NYコレクションレポート
NYセミナー講師 宇自可 伶さんから届いた、NYコレクションレポートです。
NYコレクションの最終日、9月13日にレディー・ガガの香水発表パーティーがグッゲンハイム美術館でありました。レディー・ガガは香水ボトルのオブジェの中で、首にタツゥーを入れていて、それを客にビデオで見せました。会場にはパリス・ヒルトンをはじめ、多くのセレブが押し掛け、NYコレクションは最高の盛上がりを見せました。
2013年春夏NYコレクションはトロピカルカラー、ネオンカラーがトレンドで、パワフルなカラーパレットです。
素材トレンドはオナーのようなペグメントプリント(ピンクのドレスの上部とグリーンのドレス)と、ジャガード(ネオンピンクのスカート部分)です。
ジル・スチュアートの花つきレースや、ジェイソン・ウーのコードレースもフェミニンです。レースは数シーズン人気が継続していますね。
レベッカ・テイラーはハワイアン花柄のシャツドレスが、清楚なかわいさです。3.1フィリップ・リムはお花畑柄のパジャマパンツに、ラズベリーのヌバックレザーのバイカージャケットと、鮮やかなコーディネートです。花柄はハワイアンと、お花畑や押し花柄がトレンド。アイテム的には、花柄のパジャマパンツが売れ筋になりそう。また全体にガーリーな傾向ですが、大人向けのアイテムにこなれています。
ダイアン・フォン・フェステンバーグは、トロピカルなツートンカラーの切り替えドレスが、モッズ・ファッション調です。マーク・ジェイコブスもストライプが多く(水玉ではなく)、60年代のモッズをミニマルにした感じのコレクションです。モッズ・ファッションは主要なトレンドです。
続きはNYコレクションセミナーでお話します。是非、ご参加ください。
(宇自可
伶・うじかれい/NY在住のファッションプロデューサー。)