平成22年度上期インターンシップ事業報告
ナゴヤファッション協会では、平成18年度から人材育成事業の一環として、愛知県服装学校協会と会員企業との連携で、インターンシップ事業を実施しています。
この研修事業は、ファッションを専攻する学生が、将来、デザイナーや、パタンナー、マーチャンダイザーになるための実習を、企業において就業体験をしていただくものです。
研修(上期)は、9月10日まで10のプログラムで5校18名の研修生が参加して行われました。研修内容や研修生の声などについて以下に紹介します。
■研修内容1
(実施期日:7月5日~7月30日まで 受入6企業、研修生9名)
・スケジュール
初日 | オリエンテーション(企業概要・見学、研修スケジュール) |
第2日目~2・3週間 | 商品企画業務(資料収集、イラスト、仕様書の作成など) パターン業務(生地サンプルの採寸、裁断、カット、添付など) 商品管理業務(ふだ、送り状作成、展示会準備など) |
最終日 | レポート作成、反省会・全体会議 |
・研修風景
-資料収集- | -生地カット・採寸- |
-縫い代付け- | -反省会- |
研修生の声
・研修生A:
デザイナーの仕事が、自分が思っていた以上にやる事が多くあって、
びっくりしました。デザインを考えるだけが、デザイナーの仕事ではないという事をあらためて知ることができました。
・研修生B:
将来、何になるかは決めていませんが、パターンの正確さや仕上げの美しさなど、服(製品)に対する厳しさは、学校に戻ってからも忘れないで、自分を鍛えていきたいと思います。
■研修内容2
(実施期日:8月2日~9月10日まで 受入3企業、研修生9名)
・研修風景
-オリエンテーション- | -仕様書の整理- |
-ボタン付け- | -反省会- |
研修生の声
・研修生C:
今回の研修で、商品の企画から販売まで、みんなで作り上げているということを実感することができました。 その中で、チームの一員として力を発揮するために、専門的な知識や技術をしっかりと身につけることが大切だと感じました。
・研修生D:
インターンシップに参加して、確認作業がとても大事だとわかりました。"丁寧"に気を取られて時間をかけるのではなく、その場の環境に合ったスピードが大切なんだと痛感しました。