協会案内ASSOCIATION

ナゴヤファッション協会 (Nagoya Fashion Association)

設立主旨
ナゴヤファッション協会は、地域のファッション産業の振興・支援を目的として設立された団体です。地域が誇る繊維産業の歴史と伝統をベースにした産業の発展とファッションマインドの高揚、次世代を担う才能の育成をめざし、情報やネットワークなどを活かしたさまざまなプロモーション活動を行い、ファッションが新時代を創造する一翼を担っています。

設立年月日
1987年(昭和62年)5月12日

代表者
会長 滝 茂夫(タキヒヨー株式会社 相談役)

会員構成
愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、公益財団法人名古屋産業振興公社、
ファッション関連企業・団体、教育機関等

役員・顧問 (敬称略・氏名五十音順)

令和6年12月16日現在

会長 滝 茂夫 タキヒヨー株式会社 相談役
副会長 鈴木 隆由 株式会社名古屋三越 代表取締役社長執行役員
瀧 健太郎 瀧定名古屋株式会社 代表取締役社長
山本 大寛 クロスプラス株式会社 代表取締役社長
常任理事 粟野 光章 株式会社ジェイアール東海髙島屋 代表取締役社長
石川 仁志 株式会社名鉄百貨店 代表取締役社長
磯村 辰生 万兵株式会社 代表取締役社長
内田 吉彦 名古屋商工会議所 専務理事
片嶋 一光 愛知県服装学校協会 会長
近藤 精孝 株式会社ジュニアー 取締役会長
近藤 康正 株式会社サンゲツ 代表取締役社長執行役員
齊藤 毅 株式会社大丸松坂屋百貨店 執行役員松坂屋名古屋店長
豊島 半七 豊島株式会社 代表取締役社長
吹上 康代 名古屋市経済局長
矢野 剛史 愛知県経済産業局長
山下 孝治 興和株式会社 相談役
理事 小玉 元章 丹羽幸株式会社 取締役会長
田中 豊 名古屋商工会議所 常務理事・事務局長
筒井 利和 名古屋市経済局 産業労働部長
松田 敏彦 株式会社エフリード 代表取締役社長
森 俊輔 モリリン株式会社 代表取締役社長
理事 (事務担当) 橋本 真司 公益財団法人名古屋産業振興公社 専務理事・事務局長
監事 林 幸春 林八百吉株式会社 代表取締役会長
山田 哲弘 公益財団法人名古屋産業振興公社 総務部長
顧問 大村 秀章 愛知県知事
嶋尾 正 名古屋商工会議所 会頭
広沢 一郎 名古屋市長

活動内容
1. ファッション情報収集・提供事業
・ウェブサイト "Fashion Wave"の運営
協会主催事業のお知らせやレポートをはじめ、地域の若手クリエーターの活動情報やファッションを取り巻く街の情報をいち早く、旬な形で提供していくために、ウェブサイト"Fashion Wave"を運営しています。

・ファッションセミナー
ファッション関連企業のマネージャー、マーチャンダイザーやデザイナー、学生や若手クリエーター等、ファッションを取り巻くさまざまな立場の人を対象に、企業戦略からスキルアップ、トレンド情報等、それぞれの目的にあった情報をきめ細やかに提供するためのセミナーを企画・開催しています。

2. 人材育成事業
・ナゴヤファッションコンテスト
毎年国内外から多数の応募があり、日本でも有数のファッションコンテストとして定着しています。若きファッションクリエーターやクリエーターを志す学生の作品発表は、独創的なアイデアをファッション業界全体の刺激にするとともに、新しい才能の発掘と育成に寄与しています。

・インターンシップ事業
ファッション専門学校等の学生と受入れ企業の橋渡しを行い、学生には企業内での実践研修の機会を、企業には新たな人材発掘と人材育成の機会を提供しています。

3.ファッションビジネス・風土づくり事業
・ファッションイベントの開催
若手クリエーターの作品の発表の場・機会の提供を行うことにより、クリエーターのモチベーション向上を図るとともに、ファッションの魅力を広く伝えています。

・クリエーター交流会
当地域で活動しているデザイナー・パタンナーをはじめ、才能あるクリエーター相互の交流の場を提供し、ファッションビジネスや人材育成につながるネットワークづくりを進めるための交流会を開催しています。

・ファッション関連イベントへの支援
当地域で開催される消費者向けファッション関連イベントを支援しています。

4.コンサルティング
学校、企業、団体、産地を中心に、各グループ間のコラボレーションの場の提供や、協業の新しい切り口の提案、専門の講師の紹介やデザイナーと企業、学校などとの各種コーディネートを行っています。


沿革

1982年 当協会の前身団体である名古屋ファッションフェスタ運営委員会がスタートし、この年より全国有数の新人デザイナーの登竜門となる「ナゴヤファッションコンテスト」を開催。
1986年2月 名古屋ファッションフェスタ運営委員会('82年から'87年まで活動)において、幅広い市民参加の事業の検討とファッション関連企業・団体を統合した組織づくりが提唱される。
1986年6月 愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所およびファッション関連業界・団体の代表者による名古屋ファッション振興会議が開催される。
1987年2月 第2回名古屋ファッション振興会議が開催され、「ナゴヤファッション協会」の設立が提唱される。
1987年3月 「ナゴヤファッション協会」設立発起人会。名古屋ファッションフェスタ運営委員会を発展的に解消。
1987年5月 「ナゴヤファッション協会」設立。名古屋商工会議所ビル内に事務所を開設。
1989年11月 「世界デザイン博覧会」においてファッションショーを開催。これを契機にイタリアファッション協会との交流が始まる。
1994年4月 デザインネットインターナショナル(国際デザインセンター)に会員登録。
1996年11月 ナディアパーク完成に伴い移転し、新たな拠点として情報発信を行う。
1998年9月 東京コレクション倶楽部に入会。
2003年4月 名古屋商工会議所に入会。

実績

1989年 ラウラ・ヴァジョッティはじめイタリアの著名4ブランドのファッションショー「MODA ITALIANA '90」(世界デザイン博覧会協賛事業)を開催。
1992年 「第1回国際絞り会議」のオープニングで、イタリアと日本のデザイナーおよび会員企業の参加による絞りテキスタイルを用いたファッションショーを開催。
1993年 「イタリア・モード展」にて、ミラ・ショーンのオートクチュール作品展示会を開催。
1994年 マックス・マーラの「'95春夏最新コレクション」と「EXHIBITION=コーディネートの提案」を紹介。
1995年 「イタリア・モード展」にて、ミッソーニの過去40年にわたる作品展示会を開催。
1996年 アンナ モリナーリの「'97春夏ミラノコレクション」を紹介。
1998年 「エンポリオ・アルマーニ'98春夏コレクション」を開催。エトロの「'99春夏ミラノコレクション」をメンズ、レディースともに紹介。
2000年 アクアスキュータムの「2000年メンズ&レディースコレクション」を紹介。
ストラネス ガブリエレ ストレーレの日本初「2001年春夏コレクション」を紹介。
2001年 「ISSEY MIYAKE MEN 2002年春夏コレクション」を紹介。
2003年 「TSUMORI CHISATO 2003年春夏コレクション」を紹介。
2004年 永澤陽一氏と菱沼良樹氏の2人によるジョイントショー「SHOW2 YOICHI NAGASAWA + YOSHIKI HISHINUMA」を紹介。
2005年 日本国際博覧会「愛・地球博」開催を記念して、花井幸子氏、中野裕通氏、小西良幸氏、桑原直氏の4人による「2005 A/W JAPAN COLLECTION」を始め、学生と企業との「エコ コレクション」、トークショーやナゴヤファッションコンテストの変遷展示等のさまざまなイベントを開催。
2006年 地域で活躍しているクリエーターを選抜してその作品を発表する「ニューカマーコレクション in NAGOYA」を開催。ファッションビジネス起業支援を本格的に開始。インターンシップ事業をスタート。「にっぽんど真ん中祭り衣装提案コンテスト」を実施。
2007年 市内3つの百貨店・ファッションビルを舞台に時間差で開催したファッションショー「SAKAE FASHION CIRCUIT」に協力。第27回ナゴヤファッションコンテストグランプリ受賞者のブランド「AGURI SAGIMORI」の'08/'09 A/W コレクションをバックアップ。「有松・鳴海絞」新商品(クールビズメンズシャツ)開発事業に協力。
2008年 「エコファッション」をキーワードとしたムーブメントを起こすきっかけ作りを目的に、『エコファッションシンポジウム』を、さらに意見交換、交流の場として 『エコファッションCafe Part1 「キックオフミーティング」』を開催。名古屋の伝統産業の持つ、素材・色・柄を今日的なフィルターで取材、編集したファッション情報冊子「源・素・様・彩」を制作。
2009年 メナード美術館とのコラボレーションによるセミナー「絵画の中に見るファッション」をはじめ、新しい切り口のスペシャルセミナーを多数開催。木下優樹菜さんをはじめとするカリスマモデル達がファッションアイテムからお気に入りのグッズ、さらにはナゴヤ名物まで可愛くプロデュースするテレビ番組「758LABEL ~NAGOYAカワイイ製作所~」(中京テレビ)の制作に協力。
2010年 30回目となる「ナゴヤファッションコンテスト2010」を開催。また、エシカル/エシカルファッションを切り口にしたエコファッションシンポジウム「エシカル/エシカルファッション─オーガニックコットン~私のライフスタイルからのサポート~」をランの館にて開催。
2011年 「ナゴヤファッションコンテスト2011」の受賞並びに優秀作品、13作品を名古屋ボストン美術館において展示(名古屋ボストン美術館の企画展「What's an Icon of Style?時代を彩るファッション」と同時開催)。
2012年 「ナゴヤファッションコンテスト2012」受賞作品等を「JIAM 2012 OSAKA」や「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で展示。「SAKAE RUNWAY2012」「NAGOYA COLLECTION2013」では地元専門学校と協力し、ランウェイに若手クリエーターの作品が登場。
2013年 「ナゴヤファッションコンテスト2013」受賞作品等を「松坂屋名古屋店」や「名古屋市役所本庁舎」で展示したほか、会長及びコンテストのグランプリ受賞者が名古屋市長を訪問。
2014年 「ナゴヤファッションコンテスト2014」受賞作品等を「LACHIC」や国登録有形文化財「名古屋陶磁器会館」で展示。
2015年 「ナゴヤファッションコンテスト2015」受賞作品等を「丸栄」、「デザインギャラリー」で展示したほか、国重要文化財「名古屋市庁舎」にてファッションショー形式で紹介。
2016年 「ナゴヤファッションコンテスト2016」受賞作品を「名鉄百貨店」、「久屋大通庭園フラリエ」で展示したほか、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」にて全作品を写真パネルで展示。
2017年 「ナゴヤファッションコンテスト2017」受賞作品等を「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で展示。エシカルファッションについてのトークショーを「白鳥庭園」にて開催。
2018年 「ナゴヤファッションコンテスト2018」受賞作品等を「松坂屋名古屋店」で展示したほか、「白鳥庭園」にて同作品等によるファッションショーを開催。
2019年 「ナゴヤファッションコンテスト2019」受賞作品等を「LACHIC」で展示したほか、「久屋大通公園」にて同作品等によるファッションショーを開催。
2020年 40回目となる「ナゴヤファッションコンテスト2020」開催を記念して、最終公開審査会にて西川流「獅子の舞」公演を実施。「ナゴヤファッションコンテスト2020」受賞作品等を「名鉄百貨店本店」や「名古屋市博物館」で展示。
2021年 「ナゴヤファッションコンテスト2021」受賞作品等を「ジェイアール名古屋タカシマヤ」及び「ナディアパーク」で展示したほか、「サカエチカ」にて最終公開審査会の映像を上映。
2022年 「ナゴヤファッションコンテスト2022」受賞作品を「松坂屋名古屋店」で展示。最終公開審査会の映像を「サカエチカ」にて上映したほか、ウェブサイトにて公開。
2023年 「ナゴヤファッションコンテスト2023」受賞作品等を「LACHIC」及び「名古屋市民ギャラリー栄」で展示。最終公開審査会の映像を「大同特殊鋼Phenixスクエア」にて上映したほか、ウェブサイトにて公開。

所在地
ナゴヤファッション協会
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク・デザインセンタービル6F
TEL:(052)265-2030 FAX:(052)265-2036 E-mail:nfa@n-fashion.com